うつ病 克服

認知療法

◆認知療法

認知療法では、「人間の感情は出来事によって生じるのではなく、その出来事をどう考えるかによって決まる」という考え方に基づいて、歪んだものの見方を修正して悲観的な思考パターンに陥らないように働きかけることで症状の改善を図ります。つらい状態が続くと、「何をやってもうまくいかない」などと悪い方向に考えてしまいがちです。


まずは、物事の考え方や捉え方を変え、さらに現実に適応するための考えを持つようにすることで、気持ちを楽にしていきます。いくつかの技法がありますが、うつ病の人が思考記録表をつけて思考パターンを客観的に評価することで、ものの見方の歪みを修正していく方法が一般的です。


◆対人関係療法

対人関係療法は、対人関係における混乱がうつ病の症状に大きな影響を及ぼすという考えに基づいて、うつ病の人が抱える対人関係の問題の解決を図れるようにすることで症状の改善を目指します。人とのかかわりがストレスになってるのならば、まずはその原因となってる人間と距離を置くのがいいです。


自分にとって最もストレスとなっている人間関係を洗い出し、どうすればその人とうまくやっていけるか、トラブルを回避できるかということを具体的に考えて、対処するスキルを学びます。関係を改善するためにはどのようなコミュニケーションを図ればいいのかなどの具体的な方法を考えます。


それには、対人関係のトラブルや人付き合いといった対人コミュニケーション的な解決のほか、大切な人の喪失体験などへの対処も含まれます。

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