うつ病 克服

環境の変化で始まるうつ病

ある老夫婦の話ですが、ご主人の定年をきっかけに、家を新築しそこに引っ越して暮らし始めたそうです。しかし、奥様は、なぜか夜眠れなくなっていったそうです。原因がわからずに、毎日毎日なぜか夜に目がさえてきて、夜明け頃になって、やっと眠れるというような日々。


長いことそういう日々が続くので、病院で睡眠薬をもらい処方する毎日が続きます。長いこと、どうしても症状が改善されないので、再度、今度は心療内科にいって診てもらったところ、そこで初めて「うつ病」と診断されたそうです。


普通に考えれば、憧れのマイホームでご主人と二人暮らし。端からみればなんの問題もないように見えますが、いままでの賃貸くらしから一軒家に引越しし、それまでは、ご主人が勤めていたため2人の時間がほとんどなかったのに、定年退職を機に急に2人で過ごす時間が多くなった。


こういったことが原因で、奥様は精神的にストレスがたまっていったのだということです。うつ病のきっかけに環境の変化というものは、よくある話です。この老夫婦ばかりではなく、小学生から中学生、中学生から高校生、社会人へと環境が変わると人間の心も少なからず影響が出てしまうんですね。

 

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