うつ病 克服

治る期間について

うつかな、と思ったら一人で悩まずに専門家に相談するようにしてください。適切な治療をすればだいたい6ヶ月から1年ほどで「うつ」は回復します。うつの病状は徐々に治まっていき、また元のように働くことも可能なのです。


気分がゆううつで元気が出ない状態が続く場合、これを「うつ状態」と言います。うつ状態が通常2週間以上長引くと、より深刻な状況になりがちです。「自分はダメな人間だ」「生きている価値がない」などと考えるようになったり、物事を決められなくなったり、実行できなくなったりして、日常生活に支障が出てくるのがうつ病です。


うつ病とは人間が本来持っている元気がなくなり、それに伴って意欲や行動も低下する「心の病」なのです。また、うつ病では、肩凝りや不眠、倦怠感などさまざまな身体的症状を伴うことも少なくないようです。うつ病をほうっておくと悪化することがあります。


うつをそのうち治るだろうと軽く見ないようにしましょう。うつ病も他の病気と同様、早期発見、早期治療で対処できます。そして、うつは繰り返す傾向があります。これは現実的な問題としてしっかりと受け止めておく必要があるのです。しかし、医師の指示通りに服薬を続けライフスタイルを見直したりすることでうつ病の大きな再発を防ぐことも可能なので、安心してください。

 

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