うつ病 克服

抗うつ薬とは

発作抑制効果にすぐれ、うつにも効く抗うつ薬です。イミプラミン、アナフラニールなどの三環系抗うつ薬は、パニック発作を抑える効果にすぐれている薬です。予期不安や広場恐怖の不安には直接的な効果はありません。しかし、パニック発作がよくなればこれらの症状も自然によくなるそうです。


パニック障害にはしばしばうつ病が合併します。この抗うつ薬はうつ病にももちろん有効なので、そのような場合は、両方同時に治療できます。アナフラニールは強迫性障害にも有効なので強迫性障害を合併するパニック障害の治療にも好適なのです。しかし、もちろんデメリットもあります。


副作用もしっかり理解しておく必要があります。副作用は眠気、口渇、便秘などがあります。眠気は中枢神経抑制作用によるもので、鎮静、茫乎、注意・集中力低下なども起こるそうです。抗うつ薬を服用している場合は、自動車の運転はひかえねばなりません。不眠がある場合は、夜寝る前に服用することで、睡眠薬のかわりになるようです。


口渇、便秘などは抗コリン作用と言って、自律神経系に現われる副作用だそうです。口渇は唾液の分泌が減るた目に怒ります。飲水、チューインガムなどでしのぐようにしましょう。便秘は腸の運動が抑制されるために起こります。繊維食などで対処し、下剤も用することもあります。

 

サイトマップ

悪質サイト