もう無理をする必要はありません！ ⇒ 病院やカウンセリングに頼らず、うつから最短で抜け出す方法
うつになる原因
うつ病は誰でもなる可能性のある病気です。もしかすると、自分では気付かずにうつ病になって、治っている可能性のある人もいるかもしれません。一般的にうつ病は女性に多くみられます。これは女性ホルモンの増加、妊娠、出産など女性に特有の危険因子や男女の社会的役割の格差などが男女差の原因として指摘されています。
うつ病の平均初発年齢は20-30歳の間で、一般には若年層に高頻度にみられるようです。海外では低学歴、低収入・貧困、無職者にうつ病が多いとされていますが、日本の調査では社会経済要因との関連ははっきりと証明されてはいないようです。
また海外では、育ってきた環境、大人になってからの離婚、死別、その他の喪失体験、さらに虐待や暴力などトラウマになるような出来事、社会的支援、性格傾向などがうつ病の危険因子として報告されています。急速な都市化が影響するという可能性も指摘されています。
一般的には、うつ病にかかっても数ヶ月で症状が治まる人が多いのですが、うつ病と診断された人の約40%が１年後にうつ病の診断基準を満たしており、それ以外でも20%の人が何らかの抑うつ症状を呈していたという報告もあります。これは、いったん改善しても約60％が再発するという証でもあります。
２回うつ病にかかった人では70％、３回かかった人では90％と再発した回数が多いほど、その再発率は高くなる傾向にあるようです。
