もう無理をする必要はありません！ ⇒ 病院やカウンセリングに頼らず、うつから最短で抜け出す方法
薬による治療
うつ病が疑われる人が最も悩むことは、病院を受診することの抵抗感です。さらにかなりの数の人が抗うつ薬などの向精神薬という精神疾患に使用する薬を服用することに抵抗があるのです。果たして薬によって楽になるのか、否かと疑問も生じるからです。
また、向精神薬を飲むと依存症になるのではないかと心配する人もたくさんいます。薬を飲むことによって、慣れが生じて「どんどん薬の量が増えていってしまうのではないか」、クセになって「やめられなくなるのでないか」と心配になるようです。
当然薬には、依存の心配はないですし、むしろ中途半端な量を飲んだり、飲んだり飲まなかったりすると症状が長引くことになるので、医師の指導を受けながら服用することがもっとも大事なことなのです。
うつ病は心が元気な人から見ると、怠け病であるとか、精神力の問題だ、と思われるかもしれません。また患者本人が薬に頼ることが弱い人間の証であるかのように偏見を持っていることもありますが、それはまったくの間違いです。
さらにすぐに効果が出なければ、飲んでいても意味がない、と考える患者さんもいます。抗うつ薬は飲んですぐに効果が現るというものではありませんし、その時間がかかることもぜひ覚えておきましょう。
